車検について詳しく解説!~費用、受けられる場所など~
2015/04/24
車検はとても必要なことではありますが、痛い出費ですよね。安く済ませたい、と思う方も多くいらっしゃるはずです。どこで車検を受ければ良いのか、費用はどのくらいなのか、など車検に対する疑問も多々あるかと思います。今回は下関の中古車屋が車検について詳しく解説いたします。ぜひ、参考にしてください。
1.車検とは
正式名称は、「自動車検査登録制度」です。聞きなれない言葉ですので、以後「車検」で記載させて頂くことにします。車検は日本の法律で義務化されており、「2年に1回(新車は3年に1回)」受けなければなりません。車検の受けなければならない時期に、受けずに車を運転してしまうと、結構な罰則を強いられることになりますので、必ず車検を受けるようにしてください。
1-1 車検が受けられる場所について
・メーカーのディーラー
・ガソリンスタンド
・中古車屋
・整備工場
・車検代行業者
・カー用品専門店
上記が、主な車検対応できる場所になります。費用につきましては、各お店によって異なりますので、下調べが必要になります。
1-2.車検の費用について
車検費用については、お店によって異なることは先ほどお伝えいたしましたが、一律で必要な費用もございます。下記の3つにつきましては、どのお店で車検を受けようとも必ず発生するものであり、その費用もどのお店で受けようとも同様です。ただし、重量税は排気量によって費用が異なり、更にエコカーなどは減税されます。
・重量税
車検と同時に、重量税が発生します。この重量税を支払わないと車検を受けることができません。下記、重量税早見表となります。
2015年 排気量別税金一覧表
車の排気量 | 標準課税額 | 75%軽減 | 50%軽減 | 25%軽減 |
1000cc以下 | 29,500円 | 7,500円 | 15,000円 | 22,500円 |
1001~1500cc | 34,500円 | 8,500円 | 17,500円 | 26,000円 |
1501~2000cc | 39,500円 | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
2001~2500cc | 45,000円 | 11,250円 | 22,500円 | 33,750円 |
2501~3000cc | 51,000円 | 13,000円 | 25,500円 | 38,500円 |
3001~3500cc | 58,000円 | 14,500円 | 29,000円 | 43,500円 |
3501~4000cc | 66,500円 | 17,000円 | 33,500円 | 50,000円 |
4001~4500cc | 76,500円 | 19,500円 | 38,500円 | 57,500円 |
4501~6000cc | 88,000円 | 22,000円 | 44,000円 | 66,000円 |
・自賠責保険料
強制的に入らなければならない保険です。
2015年 自賠責保険一覧表
37か月 | 36か月 | 25か月 | 24か月 | 13か月 | 12か月 | |
自家用乗用自動車 | 40,040円 | 39,120円 | 28,780円 | 27,840円 | 17,310円 | 16,350円 |
軽自動車 | 37,780円 | 36,920円 | 27,240円 | 26,370円 | 16,500円 | 15,600円 |
バイク(250cc超) | 18,380円 | 18,020円 | 14,010円 | 13,640円 | 9,550円 | 9,180円 |
バイク(125cc~250cc) | ― | 18,970円 | ― | 14,290円 | ― | 9,510円 |
原動機付自転車 | ― | 12,410円 | ― | 9,870円 | ― | 7,280円 |
・印紙代
1,100円~1,800円ほど掛かります。
2.車検を安く済ますための方法
2-1 ユーザー車検
自身で車検を行うことを「ユーザー車検」と言います。これは全ての車検手続きをご自身で行うのですが、上記の3つの費用のみで出来るので、非常に安く済ますことが出来ます。しかしながら、車検を通すためには色々と資料作りや実際に工場棟に足を運ばないといけないため、一個人で車検を受けるのは大変かもしれません。
2-2 激安を謳う車検業者に注意
車検を安く済ませたいお気持ちは、よく分かります。もちろん、安く済ませられることにこしたことはありません。そこで、激安を謳う業者には、少し注意してもらいたいと思います。
例えば、車検「3万円~」という広告を出しているお店があるとします。しかし、実際には3万円で収まることはあまりないと思います。理由ですが、車検を通すためいくつかの修理、修繕等が必要になる場合が多いため、結局は他店と変わらない費用になってしまうのです。お客さんを集客したいという思いから激安を謳うっているのですが、結果的に激安でないことが多々ありますので、注意してください。
まとめ
車検は必ず行わなければなりません。また、車の整備不良や部品の消耗は自己の恐れが高まりますので、専門家に車検をお任せすることをオススメします。ただ、ほとんど乗っていない車などに車検費用を掛けることもないと思いますので、その際は「ユーザー車検代行」がオススメです。
車検についてご質問、ご希望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
有限会社 大榮自動車販売
山口県下関市清末五毛1丁目6番50号
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